
リハビリテーション
リハビリテーション
病気やケガ、高齢、または障害などによって、運動機能や日常生活を送る上での機能が低下した方々に対し、その機能の回復・維持、さらには機能低下の予防をめざして行われる治療や支援の過程です。
主に運動療法や、温熱・電気などによる物理療法などの方法が用いられ、失われた機能を取り戻すだけでなく、日常生活動作の改善を図り、最終的にはその人らしい生活の質(QOL)を向上させることを目標としています。
特定の病気やケガ、またはそれに伴う障害などの原因に応じて、低下した運動機能や生活機能の回復・維持、あるいは機能低下の予防をめざして行われる専門的なリハビリテーションのことです。
その目的は、身体機能の回復や社会復帰、再発予防、症状の緩和、スポーツ復帰など多岐にわたります。
転倒や事故などによる骨折や靭帯損傷といった外傷は、日常生活を送る上で必要な運動機能や生活機能を大きく低下させることがあります。
当院では、このような外傷によって生じた障害に対し、運動機能や生活機能の回復・維持、そして再発予防 を目指すリハビリテーションを行っています。
慢性疼痛とは、一般的に3ヶ月以上にわたり続く痛みを指します。慢性疼痛は、単に体の問題だけでなく、不安や抑うつなどの心理的要因や、仕事、家庭などの社会的な要因も複雑関わっている場合があります。
当院では、このような複雑な慢性疼痛に対し、患者さんの状態を医学的、心理的、社会的な側面から多角的に評価し、痛みの根本原因の改善を目指します。
アスレティックリハビリテーションは、一般的なリハビリテーションとは異なり、日常生活動作(ADL)の回復にとどまらず、競技への復帰、あるいは積極的なスポーツ活動への復帰を最終的な目標としています。単にケガをする前の状態に戻すだけでなく、各競技の特性に応じた、より高いレベルでの身体機能(筋力、持久力、パワー、スピード、協調性、巧緻性、反応時間など)を回復させることを目指します。
また、ケガの再発を予防することもアスレティックリハビリテーションの重要な課題です。
そのため、当院のアスレティックリハビリテーションでは、患部の状態だけでなく、選手の運動機能を的確に評価し、その回復レベルに応じた、段階的で機能的なトレーニングプログラムを作成・実施します。
当院の特徴として、N’sメディカルジムが併設されているためマシンやダンベル等を用いてより高強度なトレーニングも実施しています。
ハイボルトとは、高電圧の電気刺激を筋肉や靭帯の深部に浸透させ、疼痛の軽減や治癒促進に利用する電気刺激治療器です。特に、身体の深部にアプローチできるため、肩こり、腰痛、スポーツ障害などの痛みの緩和や、怪我からの回復をサポートするとされています。
超音波と低周波パルス超音波は、どちらも音波を利用した治療法ですが、低周波パルス超音波は、より弱い音圧で、かつ断続的に超音波を照射する特徴があります。
EMS (Electrical Muscle Stimulation)とは、筋肉に電気刺激を与え、筋肉を収縮させることでトレーニング効果を期待できます。
主に電気の力で手軽に筋肉を鍛えられることが特徴で、運動不足の解消や、関節に不安のある人でも筋力アップが期待できるなど、様々な場面で活用されています。
運動負荷心電図検査とは、運動時に心臓に負荷をかけて心電図の変化を観察する検査です。安静時には見られない不整脈や狭心症などを発見したり、運動耐容能を評価したりするために用いられます。
当院でのリハビリテーションについて
物理療法・運動療法共、まずは医師にご相談ください